遥か昔に聴いた曲。
何とももの悲しく美しいメロディです。
ミレッラ・フレーニ(Mirella Freni, 1935年2月27日 – )は、イタリアのオペラ歌手(ソプラノ)で、若々しい声質と優れた演技力で評価が高い。
フレーニはイタリアのモデナで労働者階級の家庭に生まれた。彼女の母親はルチアーノ・パヴァロッティの母親と同じタバコ工場で働いており、同じ乳母の乳で育ったという。彼女は音楽的才能に恵まれ、10歳でラジオ局の主催したコンクールで『ある晴れた日に』(プッチーニの『蝶々夫人』)を歌い優勝した。しかし著名なテノール歌手ベニャミーノ・ジーリは、このまま歌手として歌い続けると早晩喉を痛める危険性があると警告し、もう少し歳をとるまで歌うのを中止したほうがよいと助言した。彼女はこれに従い、17歳までステージで歌わなかった。
ルネ・フレミング(Renée Fleming, 1959年2月14日 – )は、アメリカ合衆国のソプラノ歌手。当代随一のソプラノと評される。
フレミングのレパートリーはリヒャルト・シュトラウス、モーツァルト、ヘンデル、ベルカント、ドイツ歌曲、フランスのオペラ曲やシャンソン、ジャズ、インディーズ・ロックなどを網羅している。その声質は完全なリリック・ソプラノである。これまでに、コロラトゥーラ(技巧的旋律)やリリコ(叙情的旋律)、そしてスピントなどの配役を、自分の母国語である英語の他、イタリア語、ドイツ語、フランス語、チェコ語、ロシア語などで演じている。
アンナ・モッフォ(Anna Moffo、1932年6月27日? – 2006年3月10日)は、アメリカ合衆国出身のソプラノ歌手・女優。専ら1960年代に欧米で活躍した。全盛期には、美声と美貌ゆえに評価を集めた。
ピラール・ローレンガー(Pilar Lorenger、1928年1月16日 – 1996年6月2日)は、スペイン出身のソプラノ歌手。
14歳で音楽を正式に学び始め、その後バルセロナ音楽院へ進み、マドリッドでソプラノ歌手のアンヘレス・オティンに、西ベルリン(当時)でディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの師でもあったメゾソプラノ歌手のヘルタ・クルストに師事した。
『修道女アンジェリカ』(Suor Angelica )は、ジャコモ・プッチーニの作曲した全1幕のオペラである。イタリアのとある尼僧院で修道女が自殺を企て、聖母マリアにその罪を赦され昇天するまでを描く。傾向の異なった3つの一幕物オペラを連続して同時に上演する「三部作」の第2番目の演目として、1918年12月14日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で初演された。
この「三部作」の世界初演では『アンジェリカ』は酷評された。「明らかな失敗」「メーテルリンクの稚拙な焼き直し」、「フィナーレでの聖母マリアの登場はまるでクリスマス・カードのように陳腐だ」等々。第一次世界大戦休戦直後ということでニューヨークには赴かず、本国イタリアで初演の成否の報を待ちわびていたプッチーニは大いに落胆した。
Senza Mamma
歌詞と対訳です。
Senza mamma,
o bimbo, tu sei morto!
Le tue labbra,
senza i baci miei,
scoloriron
fredde, fredde!
E chiudesti,
bimbo, gli occhi belli!
Non potendo carezzarmi,
le manine componesti in croce!
E tu sei morto
senza sapere
quanto t’amava
questa tua mamma!
Ora che sei un angelo del cielo,
ora tu puoi vederla la tua mamma!
tu puoi scendere giu pel firmamento
ed aleggiare intorno a me…
ti sento…
Sei qui… sei qui…
mi baci…
m’accarezzi
dimmi quando in ciel potro vederti?
quando potro baciarti!…
Oh! Dolce fine di ogni mio dolore!
Quando in cielo conte potro salire?…
Quando potro morire?
Dillo alla mamma, creatura bella,
con un leggeroscintillar di stella…
parlami, amore, amore!…
母親を知らずに、
ああ、坊や、お前は死んでしまったのね!
お前のあのくちびるは
私の口づけもなく
血の色を失ったのね。
冷たく、冷たく!
そしてその美しい瞳を
閉じてしまったのね。
私に触れる事も出来ないまま
その可愛い手を十字に組んでしまった!
お前は母親が
どれほどあなたを愛していたかを
知ることも無く、
死んでしまった!
でも今、お前は聖なる天使、
今はお前の母親を見ることが出来るでしょう!
お前は星空を通って降りて来ることが出来るのよ。
そして、私の周りを飛び回ることも…
お前を感じるわ…
お前はここよ… ここにいるわ…
私に口づけしている…
私を愛撫しているわ…!
教えてちょうだい、いつお前に会えるの?
いつお前に口づけ出来るの?
ああ!私の全ての苦悩の優しい終焉よ!
いつお前と天に昇ることが出来るの?
いつ死ぬことが出来るの?
言っておくれ、可愛い幼な子よ、
星の優しい輝きとともに…
言っておくれ、愛しい、愛しい坊や!