美しき水車小屋の娘(全曲) – シューベルト

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

1992年の演奏のようです。

この歌曲集の中でお気に入りの一曲はこれです。

ピアノ伴奏を聴きながら歌えます。

今から半世紀前、高校のコーラス部の同輩が楽譜綴の表紙にディースカウの写真を貼っていました。それがディースカウを知るきっかけとなりました。

エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915年12月9日 – 2006年8月3日、ドイツのソプラノ歌手。ドイツのオペラと歌曲における優れた歌唱で知られる。フィッシャー=ディースカウとは理知的な歌唱、技術の高さ、広範なレパートリーでドイツ声楽界をリードした業績などが男女の双璧といわれるが、ドイツ語に強い誇りとこだわりを持つ点も共通している。)はフィッシャー=ディースカウは「神のような存在」と賛辞を贈ったとの事です。

私は1977年に大阪でディースカウのコンサートを聴きに行った思い出があります。
シューベルトの冬の旅だったと思います。

次のような記録がありました。

4月24日(日)18:00 大阪フェスティバルホール:シューベルト「冬の旅」全曲

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (Dietrich Fischer-Dieskau, 1925年5月28日 – 2012年5月18日)は、ドイツのバリトン歌手
2012年5月18日、バイエルン州オーバーバイエルン行政管区ベルク(ドイツ語版)の自宅で死去。86歳没。リート、オペラ、宗教音楽と声楽の各分野において大きな足跡を残した点は比類がなく、日本の共同通信系は讀賣新聞などに「百年に一人の大歌手」として訃報を配信した。

この記事、参考にして下さい。

歌曲集『美しき水車小屋の娘』(うつくしきすいしゃごやのむすめ、Die schöne Müllerin)作品25、D795はフランツ・シューベルトが作曲した全20曲からなる歌曲集。

その中の
第19曲 水車職人と小川 Der Müller und der Bach

Der Müller:粉職人:
Wo ein treues Herze 誠実な心が
In Liebe vergeht, 愛のうちに死ぬとき
Da welken die Lilien すべての苗床の百合は
Auf jedem Beet; 萎れてしまう

Da muß in die Wolken そのとき満月は
Der Vollmond gehn, 雲の中に姿を消すだろう
Damit seine Tränen そうして彼の涙を
Die Menschen nicht sehn; 人に見せないために

Da halten die Englein そのとき天使は
Die Augen sich zu 眼を閉じて
Und schluchzen und singen むせび泣き 歌う
Die Seele zur Ruh. 魂に休らぎを与えるために

Der Bach:小川:
Und wenn sich die Liebe 愛が苦悩から
Dem Schmerz entringt, 解き放たれるとき
Ein Sternlein, ein neues, ひとつの新しい星が
Am Himmel erblinkt; 天にまたたく

Da springen drei Rosen, そのとき赤と白のまじった
Halb rot und halb weiß, 3本の薔薇の花が
Die welken nicht wieder, 棘のある枝から咲きいでる
Aus Dornenreis. それはふたたび萎むことはない

Und die Engelein schneiden そして天使は
Die Flügel sich ab 翼を切りはなして
Und gehn alle Morgen 朝ごとに
Zur Erde herab. 地上に降りたつ

Der Müller:粉職人:
Ach Bächlein, liebes Bächlein, ああ 小川よ 大好きな小川よ
Du meinst es so gut: ほんとうに良く思ってくれるのだね
Ach Bächlein, aber weißt du, ああ 小川よ でも知ってるかい
Wie Liebe tut? 恋が何をなすかを

Ach unten, da unten ああ 深い 深い
Die kühle Ruh! 水底の冷たい休息よ
Ach Bächlein, liebes Bächlein, ああ 小川よ 大好きな小川よ
So singe nur zu. 僕のためにただ歌いつづけておくれ

(Wilhelm Müller)(ヴィルヘルム・ミュラー、対訳:山枡信明)

ヘルマン・プライ(Hermann Prey, 1929年7月11日 – 1998年7月22日)は、ドイツのバリトン歌手である。
1998年、バイエルン州クライリングで心臓発作のため死去した。

ペーター・シュライアー(ドイツ語: Peter Schreier, 1935年7月29日 – )は、ドイツのテノール歌手・指揮者である

この歌曲集は「修業の旅に出た粉職人の若者が、美しい水車小屋の娘に恋をするが、狩人が現れて彼女を奪っていき、悲しく立ち去る若者は小川に語りかけ、永遠の眠りにつく」という物語からなり、20曲の歌によって語られる。作曲が開始されたのは1823年5月から11月にかけて行われ、友人の家でふと目にしたミュラーの『旅のワルトホルン吹きの遺稿からの詩集』を手にしたことでこの曲を作曲したという。
「この詩集を持って帰った翌日にはもう3曲も作曲していた」というエピソードがあるように、シューベルトはここに描かれている若者の姿に大きな共感を抱いていたと思われ、音楽にそれが十分に表れている。

* 第1曲 さすらい Der Wandern
* 第2曲 どこへ? Wohin?
* 第3曲 止まれ! Halt!
* 第4曲 小川への言葉 Danksagung an den Bach
* 第5曲 仕事を終えた宵の集いで Am Feierabend
* 第6曲 知りたがる男 Der Neugierige
* 第7曲 苛立ち Ungeduld
* 第8曲 朝の挨拶 Morgengruß
* 第9曲 水車職人の花 Des Müllers Blumen
* 第10曲 涙の雨 Tränenregen
* 第11曲 僕のもの Mein!
* 第12曲 休み Pause
* 第13曲 緑色のリュートのリボンを手に Mit dem grünen Lautenbande
* 第14曲 狩人 Der Jäger
* 第15曲 嫉妬と誇り Eifersucht und Stolz
* 第16曲 好きな色 Die liebe Farbe
* 第17曲 邪悪な色 Die böse Farbe
* 第18曲 凋んだ花 Trockne Blumen
* 第19曲 水車職人と小川 Der Müller und der Bach
* 第20曲 小川の子守歌 Des Baches Wiegenlied

この作品はテノールのために書かれており、バリトンやバスによって低く移調して歌われることも多いが、シューベルトが友人のアマチュアテノール歌手であるカール・フォン・シェーンシュタインにこの作品を献呈していることからも、本来はフリッツ・ヴンダーリヒに代表されるような、独墺系作品を得意とするリリックテノールによって原調で演奏されるのが作品の内容からみても最も相応しいと言える。

しかし、私はフィッシャー ディースカウの演奏がベストだと思います。

フリッツ・ヴンダーリヒの歌唱です。
フィッシャー ディースカウと比べて下さい。
第19曲/第20曲

第10曲/第11曲

第5曲–第7曲

フリッツ・ヴンダーリヒの歌唱で全曲です
ドイツ語歌詞と日本語訳が併記されています。

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カテゴリー: シューベルト, ディートリッヒ・フィッシャー =ディースカウ, ドイツ, フリッツ・ヴンダーリヒ, ヘルマン プライ, ペーター シュライヤー パーマリンク

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