イタリア歌曲集の本や音楽の教科書にも載っていた曲で、
若い頃好んで歌ったものです。
別名「嘆きのセレナーデ」です。
訳詩.徳永政太郎
うれし夢のそのように
過ぎゆきし恋いよ 胸に残るは
うれし春に酔いしれし
やさしあの笑(え)まい 夢とはなりぬ
されど短きなさけなりしよ
ああ 美しの夢のみ残り
わびしさはいやますのみ
麗し春去り
ただ残るは 悲しみの涙
されど短きなさけなりしよ
ああ 美しの夢のみ残り
わびしさはいやますのみ
麗し春去り
ただ残るは 悲しみの涙
ああ 楽しき日かえるまじ
永遠(とわ)に ああ
マリオ・ランツァ(Mario Lanza、本名:アルフレード・アーノルド・ココッツァ(Alfredo Arnold Cocozza)、1921年1月31日 – 1959年10月7日)は、アメリカ合衆国の歌手、映画俳優。力強い独特なテノールの歌唱でコンサート、ラジオ番組への出演等を通じ、時代の寵児となった。特に20世紀前半を代表する世界的な名歌手エンリコ・カルーソーの生涯をドラマチックに描いた伝記映画『歌劇王カルーソ』はランツァの人気を決定的なものとし、その後本格的なオペラ歌手を目指したが、身体と精神を患い夭折した。
歌詞付きです。
YouTubeで最初に聴いたのは
ティノ・ロッシのこの歌でした。
最初に掲載していたお気に入りの動画がいつの間にか削除されていました。
代わりにこちらを掲載します。
コルシカ島出身のシャンソン歌手ティノ・ロッシ(1907~83)。幼いころより美声で知られ、十代後半にフランス本土にわたり、すぐさま人気を獲得。32年に初録音を経験して以降、生涯で千曲以上もの録音を残した。シャンソンはもちろん、カンツォーネやラテン、タンゴ、そしてクラシック歌曲までをレパートリとして多くのファンを魅了した。
Alfredo Silvestri作詞(東海林武訳)
Come un sogno d’or scolpito è nel core
金色に輝く夢のように、僕の心に刻み込まれた
Il ricordo ancor di quell’ amor che non esiste piu!
愛の記憶はまだ残っている、もう消えてしまった愛なのに
Fu la sua vision qual dolce sorriso
君を初めて見たのは、その素敵な笑顔
che piu lieta fa, col suo brillar, la nostra gioventù
僕を幸せにしてくれたんだ、その輝きで、僕らは若かった。
Ma fu molto breve in me la dolcezza di quel ben
けれど、それはあまりに短い夢、はかなく消え去った甘い時
svanì quel bel sogno d’or lasciando in me il dolor!
この美しく金色に輝く夢は、苦しみだけを残した
cupo è l’avvenir sempre piu tristi i dì
未来は暗く、悲しみは増す、過ぎ去ってしまった若き日の
la gioventu passata sarà rimpianto mi resta sol,
青春は過ぎ去ったのだろう、僕に後悔だけを残して
sì rimpianto amaro e duol nel cor!
そう、苦い後悔と苦しみしかない
Oh raggio di sole, Sul mio cammino ahimè non brilli più!
ああ、陽の光よ、僕の行くところ輝くなどありはしない
Mai più! Mai più!
もう二度と。。。
エンリコ・トセリはイタリア出身の作曲家、ピアニストで、
主に歌劇やオペレッタなどを中心に作曲しました。
Enrico Toselli, Count of Montignoso (March 13, 1883 – January 15, 1926), was an Italian pianist and composer. Born in Florence, he studied piano with Giovanni Sgambati and composition with Giuseppe Martucci and Reginaldo Grazzini. He embarked on a career as a concert pianist, playing in Italy, European capital cities, Alexandria and North America.
His most popular composition is Serenata ‘Rimpianto’ Op.6 No.1.