伝道者の書 1章9~15節

“昔あったものは、これからもあり、昔起こったことは、これからも起こる。日の下には新しいものは一つもない。
「これを見よ。これは新しい」と言われるものがあっても、それは、私たちよりはるか先の時代に、すでにあったものだ。
先にあったことは記憶に残っていない。これから後に起こることも、それから後の時代の人々には記憶されないであろう。
伝道者である私は、エルサレムでイスラエルの王であった。
私は、天の下で行われるいっさいの事について、知恵を用いて、一心に尋ね、探り出そうとした。これは、人の子らが労苦するようにと神が与えたつらい仕事だ。
私は、日の下で行われたすべてのわざを見たが、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。
曲がっているものを、まっすぐにはできない。なくなっているものを、数えることはできない。”
伝道者の書 1章9~15節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会

Print Friendly, PDF & Email
カテゴリー: 伝道者の書 パーマリンク